| まず、関節に異常をおこし、炎症を引き起こす物質が関節腔(かんせつこう)が侵入を果たします。じつはこの侵入者(物質)の正体はまだはっきりとはとめられていません
体の防衛を任務とする白血球は、滑膜にはりめぐらされている細い血管から滑膜に展開して、そこで侵入者との戦いを始めます。
白血球が飛び出しやすいように滑膜にはすき間ができますが、すき間ができることで、滑膜はもろい状態にもなります。
滑膜の血管から飛び出してきた白血球は統率がとれていません。その上、あとからあとから白血球が飛び出してきます。どんどんその数も増えるのに統率がまったくとれない白血球が暴走を始めます。
秩序が失われて暴走し始めた白血球は滑膜のいたるところで自分の体の組織を攻撃しだします。 自分の体を守るはずの白血球に攻撃されて、滑膜は腫(は)れ上がりブヨブヨとした浮腫(ふしゅ)状に変化してきます。
こんな状態では関節腔の水はけが悪くなって関節液がたまるようになります。これが関節に水がたまると言われる状態です。やがて関節そのものが腫れて紡錘(ぼうすい)形に変化してきます。
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